おみくじは、初詣などで神社にお参りしていただく際の楽しみの一つといえるでしょう。
そのおみくじについて、以下のようにさまざまな疑問や関心を持たれている方は多いかと感じます。
おみくじの期限はいつまで?
運勢の種類や順番は?
大吉の割合はどのくらいなの?
この記事では上のような内容も含め、神社のおみくじに関して多く寄せられる疑問や関心にお応えしていきます。
神社で引くおみくじをより良い体験にしたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
- 神社のおみくじの種類は大吉〜大凶まで主に7種類
- 期限は元日から1年が一般的で、願い事がある場合はそれが叶うまで
- 当たる人の特徴は願いを叶える気持ちが強く、努力していること
- おみくじは境内に結んでも持ち帰ってもどちらでも良い
- 最近はネットで引けるオンラインおみくじも人気
- 大吉のご利益も元日から1年で、確率は15〜40%程度
- 吉凶の割合はある調査では「大吉が3割、吉が7割、凶が4%」程度
- 神社のおみくじは「今後の生活の指針として役立てる」ことが大切
神社のおみくじの種類&運勢の順番
神社のおみくじの種類を、運勢の良い順番で一覧にすると以下の通りです。
- 大吉
- 吉
- 中吉
- 小吉
- 末吉
- 凶
- 大凶
「吉・中吉・小吉」については「中吉・小吉・吉」と、吉が一番下に来ることもあります。
(それでも末吉よりは吉の方が上というのが一般的です)
この他、神社によっては「半吉・末小吉・小凶・半凶・末凶」などの種類が見られることもあります。
例えば、東京の赤坂にある日枝神社(ひえじんじゃ)では、以下の12種類のおみくじが提供されています。
(太字部分が特に珍しい種類です)
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 半吉
- 末吉
- 末小吉
- 凶
- 小凶
- 半凶
- 末凶
- 大凶
大吉以外の吉だけで6種類、凶だけで5種類あります。
このように神社によっては「他の神社では珍しいおみくじの種類」も見られます。
神社のおみくじは当たる?当たる人・当たらない人の特徴
神社のおみくじの吉凶、殊に良い籤占(くじうらない)を引かれる方、そうでない方には、それぞれの特徴や共通点があります。
まず、良い籤占を取り出す人特徴や共通点は以下の通りです。
- 運勢の結果に関係なく内容を活かそうとしている
- 願いを叶えたいという強い気持ちがある
- 丁寧に参拝をし神様と向き合っている
- 参拝も含めて一つひとつの行動に気持ちを込めている
これらに当てはまる人の場合、特に「良い籤占が訪れる」ことは想像しやすいでしょう。
逆に「悪い内容は当たるのか?」と思われるかもしれませんが、実は神社のおみくじで凶などはあまり出ないとされています。
基本的には「小吉」など、少しでも良い内容が出るため「良い行動をしている人は、おみくじが当たりやすい」わけです。
続いて、神社のおみくじで良い籤占の結果が出ない人の特徴や共通点は以下の通りです。
- 初めから信じていない
- 引いた後で内容をすぐ忘れる
- 都合のいい結果しか信じない(特に重要)
- おみくじを雑に扱っている
- ゴミ箱に捨てている
一言でいうと「不真面目・不信心」ということになります。
当然ながら、不真面目な方だと良い願いを達成することは難しくなるものです。
また、不信心については神道を信じる必要はもちろんなく、無宗教で全くかまいません。
しかし「それならおみくじを引く意味がない」ということで、深い意味のないことを「純粋に娯楽として行っている」以上、当たらない方が自然だといえます。
神社のおみくじは何かしら吉の内容が出ることが多いため、それを現実にするために、日々行動を正していきたいものです。
神社のおみくじを持ち帰るのはあり?なし?
神社のおみくじは持ち帰ってもかまいません。
正式には「境内に結ぶ」のが昔からの習わしですが、神社本庁も「持ち帰っても良い」と公式に説明しています。
また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。
おみくじについて|神社本庁
書かれている通り「おみくじの内容を見返して毎日の行動を見直す」ことを考えると、むしろ「持ち帰る方が良い」ともいえるでしょう。
(現代的な感覚でいえば、重要なアドバイスのメモをもらったら「むしろ持ち帰るのが自然」ともいえます)
神社のおみくじの有効期限はいつまで?
初詣に引いたおみくじの場合「元日からの一年間」が有効期限です。
ここでいう初詣は、基本的には正月三が日(1月1日〜3日)と考えていただくのが良いでしょう。
ただ、初詣がいつまでかについては、関東地方では1月7日まで、京都や滋賀など関西では15日の小正月までと、地域ごとの違いがあります。
この点については厳密なルールは当然ないため「自身の中で初詣で引いたおみくじと感じる」のであれば、その有効期限は「その一年間」と考えていただくのが良いでしょう。
逆に、初詣以外のタイミングでおみくじを引き、その時点で何か実現したい願い事がある場合は「その願い事が叶うまで」が期限とされています。
神社のネットおみくじとは?
近年ではコロナ禍の影響もあり、ネットで引けるオンラインおみくじ(ウェブおみくじ)を提供している神社も増えています。
一例を挙げると以下のような神社です。
(あくまでほんの一例であり、他にも多数の神社が魅力的なオンラインおみくじを提供しています)
リンクはそれぞれのオンラインおみくじのページにジャンプします
「忙しくて参拝する時間がない」「コロナの感染が心配」という方は、これらのネットおみくじを試していただくのも良いでしょう。
(注釈・あくまでのコロナ下においてです。御神前に詣でて其処でおみくじを頂き、ご神域の中で姿勢を正して籤占の内容をよく理解し実生活に生かして行く事が重要です)
恋愛おみくじ(恋みくじ)が当たる神社は?
恋愛おみくじ(恋みくじ)が当たると人気の神社の一例を紹介すると、以下の通りです。
(あくまでほんの一例であり、他にも恋愛おみくじで人気の神社は全国に多数ございます)
- 三光稲荷神社(愛知県)
- 恋木神社(福岡県)
- 布忍神社(大阪府)
- 湯島天満宮(東京都)
- 川越氷川神社(埼玉県)
- 圓満宮(愛媛県)
特に恋木神社は名前に「恋」が入っている点でも、女性からの人気が高いようです。
神社のおみくじの大吉のご利益はいつまで?確率は?
大吉のご利益も他のおみくじと同じく「初詣で引いたらその一年間」「それ以外のタイミングで引いたら、願い事が叶うまで」とされています。
同じ年で2回引いた場合、最初の1回の大吉のご利益は、2回目のおみくじを引いた時点で消えています。
(そう考えると、大吉が出た年は2回目を引かない方が良いかもしれません)
なお、大吉が出る確率は神社によって異なるものの、一般的に15〜40%程度が目安とされています。
(次の段落で説明する新潟県のように「48%」という報告も見られます)
神社のおみくじの吉凶の割合は?
神社のおみくじの大吉・吉・凶の割合については、スマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』を運営する株式会社ウェザーニューズによる調査結果があります。
全国8,603名の男女から寄せられた回答で、結果は以下のような割合になったということです。
- 大吉:31%
- その他吉:65%
- 凶:4%
簡単にいうと「大吉が3割、吉が7割、凶が4%」ということです。
この調査で大吉の割合が最も高かった新潟県では「大吉48%、その他吉52%、凶0%」になったとも報告されています。
あくまでウェザーニューズ社による調査結果ではありますが、対象者の方々の数も多く、結果としても「確かにこの程度の割合で落ち着くだろう」と感じる方が多いでしょう。
【まとめ】神社のおみくじは当たる?当たらない?
神社のおみくじは単に吉凶判断や占いとして引く事のみならず、その内容を今後の生活に活かしていくことが何よりも重要といえます。
「良い籤占の結果を引き当てる人の特徴」でもご説明した通り、何かを強く願い、正しい努力を継続している方は報われることが多いものです。
(全ての人が報われるわけではありませんが、少なくとも「現在よりは良い状況」になることが多いでしょう)
神社のおみくじは、そのような決意を固め、行いを振り返って正すための機会として引いていただけたらと思います。
市谷亀岡八幡宮ではさまざまな御守や破魔矢などの授与品を取り扱っております。
遠方の方やご多忙な方、移動を避けたい方など、ご来社が難しい場合には郵送での授与にもご対応しております。
ご希望の方は、下記連絡先までお申し出ください。
FAX.03-3260-5368(24時間受信) メール.hachiman@alles.or.jp
- お申込時には、郵便番号・住所・氏名・電話番号(携帯可)をご記入下さい。
- お神札、お守りの名称、色・個数を明記して下さい。
- 精算方法は、郵便振り込み用紙を同封致しますので、到着後お振り込みをお願い致します。
- 送料は別途となりますのでご了承下さい。
- ご不明な点は、社務所までお問合せ下さい。
現時点で郵送にご対応している授与品の一覧は、下記ボタンのリンク先のページでご覧いただけます。
コメント