どうしても叶えたい願い事がある場合や、いくつかの願い事を同時に叶えたい場合など「お守りを複数持ちたい」と思うこともあるでしょう。
その時に気になるのは「お守りを複数持っても良いのか」「同じ神社や違う神社のお守りでも良いのか」などの点かと思います。
この記事では、このような「お守りの複数持ち・二個持ち」に関する疑問にお答えしていきます。
「お守りを複数持ちたい」と考えている方は、ぜひ参考になさってください。
(また、神社のお守りについては下の記事で詳しくご紹介しているので、関心のある方はこちらもご参照ください)
- お守りは複数持ち・二個持ちも全く問題ない
- 同じ神社でも違う神社でも良い
- 袋やポーチで保管するのもあり(お守り袋も売られている)
- 病気平癒・厄祓い・合格祈願なども複数持って問題ない
- 縁結びは浮気を連想する人が多いためか推奨されていない
お守りは複数持ってもいい?
お守りは複数持っても全く問題ありません。
複数持ってはいけないという理由として「神様同士が喧嘩をするのでご利益がなくなる」という主張も見られますが、そのようなことは全くないため、安心して複数持っていただけます。
同じ神社で複数もらうのはあり?
複数のお守りは「同じ神社」でもらっても、もちろん全く問題ありません。
違う神社で複数もらうのはあり?
複数のお守りを「違う神社」でもらうことも全く問題ありません。
同じ種類のお守りを複数持つのはあり?
お守りを複数持つことについて「特定の種類でのルールやしきたり」を知りたい方も多いでしょう。
ここでは、以下の4種類のお守りについて、複数持つことが「ありかなしか」という結論と、その理由をご説明していきます。
- 病気平癒
- 縁結び
- 厄祓い(厄除け)
- 合格祈願
以下、それぞれのお守りを複数持つことについての説明です。
病気平癒:症状別のお守りもあるので複数で問題なし
特に治癒の難しい病気の完治や好転を願う場合など、複数のお守りをもらったり、複数の神社でお祈りしたいということは多いでしょう。
このような病気平癒のお守りも、複数持って何も問題ありません。
わらにもすがる思いで病気平癒を祈る気持ちは神様も当然理解してくださるものです。
病気平癒のお守りにもいくつか類似の種類がありますが、たとえば「手術成功」のお守りは多くの神社で授与されています。
病気平癒と合わせて、この手術成功のお守りをもらうのは、特に多いパターンといえるでしょう。
また「そのまま治って長生きしたい、してほしい」と考えている場合には「長寿祈願」のお守りを合わせてもらうケースも多いはずです。
その他、日本第一熊野神社の『からだ守り』では、部位ごとのお守りや症状別のお守りもあります。
たとえば耳と肝臓で同時に症状を持っていたら「耳之御守」と「肝臓平癒」のお守りを両方もらうことは自然でしょう。
病名などについても「血圧安定御守」「糖尿病平癒」などのお守りを両方もらっていることも、やはりおかしくはありません。
(できれば複数必要のない健康な状態にしたいものですが)
このように「病気平癒のお守りを複数持つ」ことは自然であるため、全く問題ありません。
縁結び:浮気を連想させるのでNG?
縁結びのお守りについても、複数持つことに特に問題はありません。
しかし、運勢やスピリチュアルについて語られた文章を広く読んでいくと、縁結びの分野に関しては「複数持つ必要はない」「持たない方が良い」という意見が、他のジャンルより多く見られます。
これは、縁結びが「恋愛・結婚」を目的とすることが多いためでしょう。
実際には友人や仕事の縁も含まれるのですが、ほとんどの方は恋愛・結婚を目的としてお守りをもらうはずです。
そして、恋人や結婚相手が見つかるお守りを2つ持ってしまうと「2人の候補ができて二股をかけてしまうことになる」という連想が働くのではないかと思われます。
実際には「片方とだけ付き合えば良い、結婚すれば良い」ため、理屈で考えれば何も問題ありません。
しかし、何となく人間の本能で「恋人や結婚相手が見つかるお守りを複数持つのは浮気者」と感じてしまうのではないかと考えられます。
厄除け:他のお守りと同じ(複数持ちで問題なし)
厄除けのお守りについては、通常のその他のお守りと同様「複数持ちで全く問題ない」と考えてください。
他のお守りと同様、神様同士の相性と位には注意する必要があります。
その点のみ注意すれば「厄除け・厄祓いのお守りだから特別なルールがある」ということは、特にないと考えてください。
合格祈願:何も問題ないが参拝しすぎるより勉強を
合格祈願のお守りについても、複数持って何も問題ありません。
他のお守りと同じく「神様同士の相性・位」のみ注意すればOKです。
「大学や高校ごとに一つ」など、お守りを個別に用意する必要はなく、逆に用意したければしてもかまいません。
複数の神社やお寺を回ってお守りをもらうことももちろんOKです。
ただ、参拝の回数があまりに多いと「そもそも、その時間を勉強に当てる方が良い」というのが、一般的な考え方でしょう。
神頼みはあくまで「精神の安定」のために必要なものであり、合格するためには学力や実技試験での能力、面接試験での印象が最も重要と考えてください。
複数のお守りまとめる袋・ポーチはあり?
複数のお守りを持っている場合、それをまとめて入れる袋やポーチが欲しい、と思うことも多いでしょう。
このような袋やポーチはどのようなものでも自由ですし、専用の「お守り袋」をネット通販などで購入してもかまいません。
【まとめ】お守りは複数持っても良い?
今回ご説明してきた通り、お守りは複数持っても全く問題ないものです。
最終的には、合格祈願のお守りが典型ですが「参拝よりもやるべきことがあれば、それを優先して行うべき」といえます。
「やるべきことをやった」という状態で、最後の精神の安定という仕上げのために、お守りを複数持っていただくのが良いでしょう。
なお、重要なのが様々な事の成就を祈念して受ける御守り。
日々大切にしてください。
受けても汚れが直ぐ着くような所に付けたり下げたりしては、かえって神様や仏様にご無礼になります。
これは運気を落としますので、十分注意が必要になります。
市谷亀岡八幡宮ではさまざまな御守や破魔矢などの授与品を取り扱っております。
遠方の方やご多忙な方、移動を避けたい方など、ご来社が難しい場合には郵送での授与にもご対応しております。
ご希望の方は、下記連絡先までお申し出ください。
FAX.03-3260-5368(24時間受信) メール.hachiman@alles.or.jp
- お申込時には、郵便番号・住所・氏名・電話番号(携帯可)をご記入下さい。
- お神札、お守りの名称、色・個数を明記して下さい。
- 精算方法は、郵便振り込み用紙を同封致しますので、到着後お振り込みをお願い致します。
- 送料は別途となりますのでご了承下さい。
- ご不明な点は、社務所までお問合せ下さい。
現時点で郵送にご対応している授与品の一覧は、下記ボタンのリンク先のページでご覧いただけます。
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