運が悪い時ってお祓いで治せるの?
運が悪い時はどんなお祓いがおすすめ?
運が悪い時は誰にでもありますが「明らかに悪すぎる」と感じる時、お祓いを受けることを考える方は多いでしょう。
そのような時、多くの方が知りたいのは「運の悪さはお祓いで治せるのか」「どんな種類のお祓いが良いのか」という点でしょう。
この記事では、これらの疑問への答えと合わせて「運が悪くなる原因」や「処分すべき物」などの情報もまとめていきます。
運が悪い状態をお祓いで抜け出したいと考えている方は、ぜひ参考になさってください!
- 運が悪い時には神社でお祓いを受けるのがおすすめ
- 罪・穢れ・災厄を落とすことであらゆる不運を取り除ける
- 厄年や八方塞がりなど年齢が原因の場合は、専用のお祓いがある
- 交通事故が続くようなら「車祓い」もおすすめ
- 運が悪い時は、お祓いも含めて「何か行動する」ことが大切
- 何をすべきか迷っている方は、まずお祓いから試していただくのも良いでしょう
運が悪い時にお祓いがおすすめな3つの理由
運が悪い時・ついていない時にお祓いを受けるのがおすすめな理由は、以下の通りです。
- あらゆる種類の不運を取り払うことができる
- 厄年など特定の原因に特化したご祈祷をできる
- 強いご利益のある御札・御守りをもらえる
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
あらゆる種類の不運を取り払うことができる
お祓いでは、罪・穢れ・災厄など、あらゆる不運の原因を取り除くことができます。
罪は文字通り「自分がした悪いこと」であり、穢れは病気の感染など「自分が原因ではないがネガティブなもので、長期間まとわりつくもの」です。
災厄は、自然災害や交通事故、悪質な人との遭遇など「自分が原因でなく、短期的・突発的なトラブル」です。
よほど強運で浄化された人を除けば、私たちの人生にはこのような罪・穢れ・災厄や、その種が相当にまとわりついているものです。
それらをまとめて一掃できるのがお祓いです。
このため、どんな種類の不運でも取り除くことができます!
厄年など特定の原因に特化したご祈祷をできる
運の悪さの中には、厄年の厄など「特定の原因」によるものもあります。
お祓いでは、このような特定の原因に特化した御祈祷もできます。
たとえば厄年なら厄祓い(厄払い)、八方塞がりの歳であれば八方除(八方塞がり除け)などのお祓いを受けられます。
その原因に特化している分、より大きなご利益を期待できます。
強いご利益のある御札・御守りをもらえる
神社のお祓いでは、ご祈祷が終わった後に御札・御守りなどの授与があります。
御札は自宅の神棚などに飾り、御守りはカバン・お財布・車のウィンドウなどに付けて持ち歩くことができます。
これらの御札・御守りの力により、自宅や出先でも長くお祓いのご利益を受けることが可能です。
また、親しい人に渡すことでその方にもご利益をもたらすことができます。
運が悪い時のお祓いの種類4選
運が悪い時に受けるお祓いの種類には、以下のようなものがあります。
- 厄祓い(厄払い・厄除け・厄落とし)
- 八方塞がり除け(八方除)
- 車祓い(交通事故が関わる場合)
- 病気平癒祈願(体調が関わる場合)
それぞれのお祓いについて詳しく説明していきます。
厄祓い(厄払い・厄除け・厄落とし)
厄祓いは、厄年の方の身についている災厄を取り除くためのお祓いです。
一般的に厄年とされているのは、女性の33歳と男性の42歳です。
これは「大厄&本厄」という、厄年の種類の中でも「最も災厄が強い年齢」です。
実際の厄年はもっと多く「大厄・本厄・前厄・後厄」とさまざまな種類があります。
全ての厄年の一覧については「厄年のお祓い」の記事で詳しくまとめています。
八方塞がり除け(八方除)
八方塞がり除け(八方除)は、八方塞がりの歳の方の身についている災厄を取り払うお祓いです。
八方塞がりの歳とは「十の位と一の位を足して10になる歳」です。
19歳・28歳・37歳・46歳・55歳・64歳・73歳・82歳・91歳が、対象となります。
八方塞がりの歳は「何をしてもうまく行かない」とされていますが、お祓いを受けることでその障害が取り除かれます。
八方塞がりについては「八方塞がりのお祓い」の記事で詳しく解説しています!
車祓い(交通事故が関わる場合)
車祓いは、ドライバーと自動車(バイク含む)に対して行うお祓いです。
主に交通安全を祈願するもので、運が悪い状態の中でも「交通事故が続く」という時に適したお祓いです。
車は神社の駐車場に停め、ドライバーは拝殿や本殿で通常どおりお祓いを受け、車は駐車場でお祓いを受けます。
駐車場は通常の参拝客用のものを使うこともあれば、車祓い専用の駐車場が設けられていることもあります。
車祓いの詳細は「車のお祓い」の記事で詳しくまとめています!
病気平癒祈願(体調が関わる場合)
病気平癒祈願は、文字どおり「病気が治り健康になることを祈願するお祓い」です。
お祓いよりも「祈祷」のイメージを持つ方も見えるでしょうが、病気というネガティブなものを「払う」という意味では、お祓いでもあります。
(もちろん、祈祷ととらえていただくのも、どちらも正しいといえます)
このお祓いは、運の悪さが特に体調面から来ていると考えられる時におすすめのものです。
具体例を挙げると、以下のようなケースです。
- 花粉症などで集中力が落ちてミスを連発している
- 体がだるいせいで暗くなり、周囲の人が離れていっている
- 口内炎からの細菌感染など「病気が病気を呼ぶ」連鎖が起きている
これらはあくまで一例ですが、不運な状態の中でも「病気や体調不良を治せば、あらゆることが上手くいく」と想像できるでしょう。
ただ、当然ながら病気や体調不良は医学的な症状であり、まず医療機関にかかることが大前提です。
いわゆる「気の病」であっても、それは心療内科という医療の領域であり、ここまで含めて「まずは医療で治す」ことが原則です。
その上で、医師から「医療でこれ以上できることはない」「不調の原因がわからない」といわれた場合に、病気平癒の祈願を受けることになります。
もしくは「正しい治療や予防の努力をしている」「その上で、さらに健康や治癒を加速させたい」という時に、お祓いを受けるのもいいでしょう。
人体という自然物は神が生み出したものであり、その人体を正しく扱う医学の予防や治療は「神様に願掛けすることにも通じる努力」と理解してください。
運が悪い原因(スピリチュアル・年齢に関するもの)
運が悪い・ついていない原因の中でも、特にスピリチュアルや年齢に関わるものは、以下のとおりです。
- 波動が低下している・乱れている
- 運気(五運六気)が停滞している
- 生霊・死霊・悪霊の仕業
- 厄年である
- 八方塞がりの歳である(合計で10になる歳)
それぞれの原因について詳しく解説していきます。
波動が低下している・乱れている
スピリチュアル用語でいう波動とは「人間が発する未知のエネルギー」のことです。
有名な波動拳は、このエネルギーを手元に集中して増幅させ、攻撃に使うものです。
この波動が上昇している時は運も良くなり、低下している時は運も悪くなります。
また、波動が整っている時は運も安定し、乱れている時は良い時と悪い時の差が激しく、波乱万丈な状態になります。
神社で波動という言葉は使いませんが、穢れや災厄を取り除くことで、この波動も上昇した状態で安定します。
運気(五運六気)が停滞している
運気とは「現実世界の現象に現れる人間の運勢」のことです。
私たちは、運が上がっても下がっても「何かが起きない限り」、その上下に気づくことはありません。
しかし、現実世界でラッキーな出来事が起きたり、不運な事故が起きたりして初めて、自分の運の上下に気づくわけです。
このような「現実世界で目に見える形で現れた運」のことを運気といいます。
運気は、天地と人体を貫いて存在する「五運」と「六気」によって成り立ちます。
この五運と六気が梅雨前線の雲の流れのように「停滞した状態」になると、不運が続くわけです。
生霊・死霊・悪霊の仕業
生霊(いきりょう)とは「現時点で生きている人の霊」です。
霊というと「死んだ人」のイメージがあるでしょうが、これは死霊(しれい)です。
悪霊は「もののけ」ともいい、人間に取り憑いて病気などの異常を起こすものです。
生霊は、人間の恨みや嫉妬などの念から生まれ、その念が強いほどマイナスの影響力も大きくなります。
死霊も同じで、死者があなたに対して怨念を抱く度合いが強いほど、あなたの運気が低下します。
悪霊は、もともと存在した神などがなることもありますが、生霊や死霊がなることもあります。
いずれにしても、これらの霊が不運の原因の場合、特にお祓いが有効といえます。
厄年である(本厄・前厄・後厄)
「厄祓い」の段落で説明した通り、厄年は特に災厄が降りかかりやすいとされています。
女性・男性の全ての厄年を一覧にすると、以下の通りです。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
女性 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳 | 34歳 | |
36歳 | 37歳 | 38歳 | |
60歳 | 61歳 | 62歳 | |
男性 | 23歳 | 24歳 | 25歳 |
41歳 | 42歳 | 43歳 | |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
オレンジの「女性33歳・男性42歳」は、大厄と呼ばれるもので、これが「一番不利な厄年」です。
基本的に厄年は「本厄」を指しますが、その前後の前厄・後厄も運気が下がりやすくなっています。
特にこれらの厄年の期間に運が悪いと感じたら、厄祓いを受けていただくのも良いでしょう。
八方塞がりの歳である(合計で10になる歳)
八方塞がりの歳は「一度良くない方向に向かうと、立て続けに悪いできごとが起こる」とされています。
年齢は先に説明した通り「十の位と一の位の合計が10になる歳」です。
2023年(令和5年)の場合、以下の生年の人が該当します。
年齢 | 生年(西暦) | 生年(和暦) |
---|---|---|
19歳 | 2005年 | 平成17年 |
28歳 | 1996年 | 平成8年 |
37歳 | 1987年 | 昭和62年 |
46歳 | 1978年 | 昭和53年 |
55歳 | 1969年 | 昭和44年 |
64歳 | 1960年 | 昭和35年 |
73歳 | 1951年 | 昭和26年 |
82歳 | 1942年 | 昭和17年 |
91歳 | 1933年 | 昭和8年 |
1歳・10歳・100歳については、含む説と含まない説があるため、ここでは割愛しています。
八方塞がりは「九星」という占術の発想ですが、九星では下のような方位盤(ほういばん)を用います。
真ん中の「四緑」が閉じ込められ、周囲の8方向に他の8つの数字が並んでいるのがわかるでしょう。
これは2023年の方位盤で、今年は「四緑木星」が八方塞がりとされています。
(つまり、真ん中と周囲の数字は毎年変わります)
四緑木星の人は、先ほど一覧にした生年の人たちです。
(2023年が過ぎた後も、これらの人はずっと四緑木星です)
もしご自身が該当する場合は、この八方塞がりが「運が悪い原因」の可能性があります。
運が悪い時に処分すべき物
運が悪い時・ついていない時に処分すべき物は以下の通りです。
- 古い骨董品・置物・人形
- 動物の毛皮類やドライフラワー
- ネガティブな記憶があるもの全般
特に人形や骨董品などは供養をしてから処分することも多く、お祓いとも関わりがあります。
以下、それぞれの「処分すべき物」について解説していきます。
古い骨董品・置物・人形
古い骨董品・置物・人形などは、保存状態が悪いことが多くあります。
これらの品物は、もともと悪い運気を持っていなかった場合でも、保存状態が悪いとマイナスの運気を持つことが多くあります。
このことは骨董品などに限らず、誰でも日常生活の中で実感する場面が多いでしょう。
たとえば、全く洗濯しないうちに黄ばんでしまったワイシャツなどは、誰でも負のオーラを感じるはずです。
「それを捨てるのと、置いておくのとどちらが良い人生になるか」といったら、一般的な感覚を持つ人であれば「捨てる方が良い」と即答するでしょう。
(逆に、ゴミ屋敷にお住まいのお年寄りの方などは、捨てない方を選択する傾向が見られます)
黄ばんだワイシャツでも十分に負のオーラがありますが、これが元々オーラの強い骨董品や人形であれば、さらにネガティブな気を漂わせることは想像しやすいでしょう。
適切に手入れされていれば「強く良いオーラ」を放つのですが、手入れをしなければ逆方向に強いオーラを放ってしまうわけです。
動物の毛皮類やドライフラワー
動物の毛皮は、身も蓋もない言い方をすると「動物の死体の皮」です。
毛皮が大好きな方であれば別ですが、そうでなく軽い気持ちで飾っている場合、動物の「亡骸」が持つ負のオーラの方が強くなり、運気を低下させます。
ドライフラワーについては毛皮ほどではないものの、やはり「植物の亡骸」であることは間違いありません。
もちろん、ドライフラワーも毛皮と同様「アートの一種」であり、深く愛している方であれば、その愛情によってポジティブなオーラの方が優勢になるでしょう。
しかし「そこまで好きなわけではない」という場合は、マイナスのオーラが上回ることがあります。
もし「特別好きではない毛皮やドライフラワー」がある場合、処分を検討するのも良いでしょう。
ネガティブな記憶があるもの全般
運は勝手に神様が決めているものではなく「あなた自身のメンタルの状態」も大きく影響するものです。
同じように悪い運気が漂っていても、あなたのメンタルが好調であれば不運は寄り付かず、メンタルが不調ならば不運が寄り付くということです。
そのため、メンタルの状態を強く保つ必要がありますが、そのためには「ポジティブな記憶」を持つ品物だけで、身の回りを固めるべきといえます。
そして、例えば「辛かった時代に来ていた服」など、ネガティブな記憶があるものは処分すべきといえます。
もちろん「辛かった時代を思い出して励みや戒めにする」という目的がある場合は、保存しておくべきです。
しかし、そうでなく「また買うのが嫌で捨てられない」「お金に余裕があれば捨てる」という場合は、早く捨てる方が良いでしょう。
こうしたアドバイスは片付けや収納のプロの方々もされているものですが「捨てることによって経済力も含めて、あらゆる能力が身につきやすくなる」ものです。
『人生がときめく片付けの魔法』のように「心がときめくもの」のみを、身の回りに残すことを意識してみましょう。
運が悪い時のお祓い以外の対処法
運が悪い時・ついていない時のお祓い以外の対処法には、以下のようなものがあります。
- お香を焚く
- 生花を飾る
- 部屋を片付ける
- 体調を万全にする
- メイク・ファッションを華やかにする
これらはあくまで一例であり、要は「人生がより良くなること・生活が充実すること・テンションが上がること」をすれば良いといえます。
あなた自身が活発に行動し、メンタルも健康な状態であれば悪い運気も「取り付く島がない」ため、運も自然に良くなっていくでしょう。
【まとめ】運が悪い時のお祓いとは?
運が悪い時は、お祓いも含めて「何らかのアクションを起こす」ことが大事です。
「案ずるより生むが易し」という言葉もありますが、あれこれ心配したり悩んだりするよりも「まず行動する」ことで、状況がプラスに転じることが多いといえます。
そのような具体的な行動の一つとして、お祓いを受けることも含まれるといえるでしょう。
運が悪い時の運気向上を図るお祓いは、市谷亀岡八幡宮でも日々多くのご依頼をいただいております。
ご予約などの詳細については以下のページでまとめているため、関心をお持ちの方はぜひご覧いただけたらと思います。
コメント