崇敬会のご案内
市谷亀岡八幡宮崇敬会とは
昭和62年、当八幡宮に特に崇敬の念厚き法人、団体個人の方に、氏子地域の内外を問わず、お集まりいただきさまざまな奉讃活動を、行なう趣旨で発足しました。
活動内容と骨子
- 市谷亀岡八幡宮も奉讃活動ならびに主催祭礼を執行いたします。
- 市谷亀岡八幡宮雅楽会の活動を支援いたします。
- 社会福祉に貢献します。
- 市谷亀岡八幡宮ホームページを地域のメインサイトとして位置づけ、また身近な神道や行事、会の広報活動を行ないます。
- 現在の市谷亀岡八幡宮宮報『城西之鎮護』を崇敬会の広報誌として拡充させ、発行いたします。
崇敬会主催 神事
「放生会~四魂の祭り」(ほうじょうえしこんのまつり)のご案内
平成12年より約130年ぶりに復活した「放生会」は人間がその生命を養い寿命を得ているのも、他の様々な動植物の命のお陰であるという事、神々の恵である諸々の命に八幡宮の大神様のご神徳を通じて感謝の思いを捧げ、先祖の御霊に功徳を積むことを本義とした現在社会に欠けている大切な心を回復するための意義を持つ神事といえます。
そして「四魂」とは神々が示される大いなる力、大威稜の顕現を四つの方向性に分類した表現です『荒魂(あらみたま)』は人心の乱れる余り大御心が荒び天変地異等の大災厄を起こす神威、『奇魂(くしみたま)』は、いとも不可思議なる御神徳、俗に言う奇跡の神威、『幸魂(さきみたま)』は神気が満ち溢れ万人が幸福となれるよう導かれる神威、『和魂(にぎみたま)』人々が諍を止め其の心根に敬神崇祖、感謝と大調和をもたらす神威といえます。
荒魂を鎮め、且つ全ての四魂の神威に安寧慰撫の心を持って神事、儀式を執行いたします。
秋の夜長、篝火のほの明かりの中、菊花酒を傾けながら神々の大いなる四つの神力を標榜した神事の中に身を浸し八幡様の懐の内で生命の尊厳、自然への感謝を共に 分かち合いたいと思う次第です。
多くの皆様のご参列を心からお待ちしております。
市谷亀岡八幡宮 宮司 梶 謙治
斎行日
毎年、10月か11月の土日祭日の何れか一日を選び斎行いたします。
参加要領
崇敬会年会費をお納めいただくか、神事の初穂料やご奉納を納めていただきますと、正面の特別席にて、祭礼のご参列や奉納の舞楽がご覧になれます。
平成22年 放生会四魂の祭り次第
10月3日(日)16時~斎行
<第1部 奇魂(くしみたま)の部 ご神事>
古式に則り、ご神前にて神事を執行し祝詞を奏上します。
一、奉鼓
一、参進
一、斎主一拝
一、献饌
一、祝詞奏上
一、玉串奉奠
一、撤饌
一、斎主一拝
<第2部 和魂(にぎみたま)の部>
市谷亀岡八幡雅楽の会員がご神前に雅楽、舞楽を奉納いたします。
一、管絃 太食調音取(いちこつちょう ねとり)
賀殿急(かてんのきゅう)
一、舞楽 仁和楽(にんならく)
<第3部 荒魂(あらみたま)の部 奉納演武>
鹿島香取の神道流剣術の流れを汲む『應神義厳流』の川村義厳師範と門人の皆さんがご神前に流派の剣術武術をご奉納いたします。
一、神前拝礼
一、居合
一、剣術
一、柔術
一、神前拝礼
<第4部 幸魂(さきみたま)の部 御神楽奉納>
鹿島香取の神道流剣術の流れを汲む『應神義厳流』の川村義厳師範と門人の皆さんがご神前に流派の剣術武術をご奉納いたします。
一、神楽 浦安の舞
以上。
放生会は崇敬会の主催になりますが参列はどなたでもできます。
※雨天の際は、社殿内ですべての行事を行います。
席数に限りがあり混雑も予想されますがご容赦ください。
参列ご希望の方はお気軽に社務所にお問い合わせください。
電話:03-3260-1868 FAX:03-3260-5368
Eメール: hachiman@alles.or.jp